ハードディスク上の不要なファイルを削除し、空き容量を確保するための方法や知識について解説。
即実行、簡単ハードディスクダイエット
Windowsには「ディスク クリーンアップ」というツールがあります。これは実行してクリーンアップしたいドライブを選択して「OK」を押すだけで、自動的に不要なファイルを探し出し、削除することが出来るツールです。
「ディスク クリーンアップ」は「すべてのプログラム」-「アクセサリ」の「ディスク クリーンアップ」をクリックすれば実行できます。
不要なファイルのスキャンが終了すると削除するファイルの種類とそのファイルが使っている容量が表示されます。通常はそのまま「OK」をクリックすれば問題なく不要なファイルを削除できます。標準で選択されていない選択肢をオンにすると必要なファイルが間違って削除される可能性もあるので慎重に行いましょう。
「秀作フリーソフトウェア」で紹介している「窓の手」には「ディスク クリーンアップ」と同じく、自動で不要なファイルを探して削除するツール「不要ファイル掃除機」が付属しているので試してみるのもよいでしょう。
自分でいらないファイルを探そう
ハードディスクを整理するときに大切なのは、消して良いファイルと消してはいけないファイルを見分けることです。例えば、自分で作った画像や書類などのファイルは不要にならば消してしまってもかまいません。しかし、Windowsやアプリケーションの動作に必要なファイルを間違って消してしまうと、Windowsやアプリケーションが動かなくなってしまいます。
ファイルを見分ける一つの方法として「ファイルの種類」があります。画像や音楽のファイル、書類や表計算のファイルなど、ファイルには様々な種類があります。ファイルの種類を見分ける方法はアイコンを見る方法もありますが、「拡張子」を見る方法が一番確実です。
拡張子とはファイル名の.(ピリオド)より後ろの3~4文字のアルファベットのことです。拡張子を表示するには「フォルダ オプション」を開き、「表示」タブの「詳細設定」にある「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックをはずします。
| 拡張子 | ファイルの種類 |
|---|---|
| EXE | Windows又はMS-DOSの実行形式ファイル ★ |
| COM | MS-DOSの実行形式ファイル ★ |
| DLL | Dynamic Link Library プログラムの実行補助ライブラリ ★ |
| SYS | MS-DOSシステム関連 ★ |
| INF | セットアップ情報ファイル ★ |
| INI | 設定ファイル ★ |
| PIF | Program Information File DOSアプリ用情報 ★ |
| DAT | 何らかのデータファイル、特にSYSTEM.DAT、USER.DATは最重要 ★ |
| CHK | スキャンディスクで異常があったファイルは、この拡張子のファイルとして出力される |
| DIC | 辞書ファイル |
| HLP | ヘルプファイル |
| FON | ビットマップフォント(通常の文字フォント) |
| FOT | TrueTypeフォント |
| TTF | 同上 (FOTファイルとセット) |
| SCR | スクリーンセイバーモジュール |
| BMP | ビットマップ形式ファイル |
| GIF | GIF形式圧縮画像ファイル |
| JPG | JPEG形式圧縮画像ファイル |
| MPG | MPEG形式圧縮動画ファイル |
| AVI | AVI形式ムービーファイル |
| WAV | 音声データファイル |
| MID | MIDIデータファイル |
| TXT | テキストファイル |
| BAT | バッチファイル |
| BAK | バックアップファイル |
拡張子で判別するファイルの内容、★は特に重要な働きをするファイル
ファイル種別が判別できる拡張子の主な例を表に掲げました。これをもとに慎重な削除計画を立てましょう。ファイル整理にあたっては、まずあたりさわりのないファイルを選んで削除しましょう。壁紙/画像ファイル(拡張子は*.BMP)や文書のバックアップファイル(*.BAK)などが候補にあがるでしょう。自分が作った素性のわかっている文書ファイルはフロッピーディスクなどに整理しましょう。
当然のことですが、ある程度サイズの大きなファイルやフォルダを選んで削除しないとハードディスクの整理ははかどりません。MPEG動画ファイル(*.MPG)やサウンドファイル(*.WAV)などは比較的サイズが大きくて、しかも削除しても大勢に影響のないことが多いです。ただし、削除すれば対応する音や動画が出なくなります。また、使い慣れてヘルプを参照する必要のなくなったアプリケーションがあるなら、そのヘルプファイル(*.HLP)も削除してかまいません。
フォントファイルもファイルサイズの大きなものが多いです。使用する可能性のないものや、控えがあって再インストールできるものなどは削除してしまってもよいでしょう。フォントファイルはWINDOWS\FONTSのディレクトリに格納されています。
取り扱い上、特に慎重を要するファイルは★をつけたファイルです。これらファイルはプログラム本体であったり、Windowsがシステムを管理するための重要情報だったりします。これらファイルだけは手を触れないことがおすすめです。システムの生命線となるファイルは、WINDOWS\SYSTEMディレクトリ周辺に集中しているので注意しましょう。
また、隠しファイルも削除対象にしたい場合は、「フォルダ オプション」を開き、「表示」タブの「詳細設定」にある「すべてのファイルとフォルダを表示する」をオンにします。ただ、隠しファイルは間違って削除されると困るので隠している場合が多いので注意しましょう。

